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火の鳥・鳳凰編

それでは昨日のわらび座さんのミュージカル「火の鳥・鳳凰編」の感想を書きたいと思います。
例によって思い切りネタバレています。どうもすみません!

我王と茜丸の出会いは、我王が焚き火をしていて茜丸が火に当たらせてほしい、とやってきたことに。
茜丸の言葉使いが原作より丁寧です。
原作では我王は唐突に茜丸に刃を向けますが、
こちらは火の鳥のことを教えてください、お金なら持っています、とお金を持っていることを茜丸から示して奪われます。
原作では着物をよこせ、と刃を向けています。
今の世の中で服をよこせ、って言われてもぴんとこないでしょうから、このほうがわかりやすいでしょうね。
つまり原作では着物さえままならない生活、ってことですよね・・

そして茜丸は腕を切られます。
ここで速魚登場。速魚は我王に連れ去られます・・
速魚役の方が線が細くていい感じです。

我王は盗賊団の頭のようです。
盗賊団の方々が舞台狭しと歌い踊ります。
我王がお金を数えるとき、
「十八、十九・・十九の次は何ていうんだっけ?」
のセリフがあります。

この我王は火の鳥のことを知っていて、
速魚や手下たちに火の鳥の血を飲ませてやる、と言っています。
ここで我王の歌。
会場の皆さん拍手喝采です。
今回の我王役の方は韓国の方のようで、この方のファンの方が多かったのかな・・?
いい声でしたv

そしてまた鏡のエピソードも。
こういうのって嬉しいですよねv

代わって舞台に茜丸登場。
幻想的な青い衣装の女性たちもいます。
茜丸が女性たち=河童に連れて行かれようとするところにブチ登場。
ここで気持ちが折れそうな茜丸をブチが気持ちを奮い立たせます。
このブチ役の方がパワフルでまたいい感じなのですv

そしてまた我王登場。
速魚が我王と一緒にいられて嬉しい、と舞い歌います。
我王の鼻が痛み、速魚が薬をつけるのですが、治りません。そして、
手下たちに、速魚の持っているのは薬ではなく毒だ、とそそのかされ・・・・・
・・泣いてしまいました・・^^;
手塚作品の女性たちって、みんな健気ですよね・・!我王の馬鹿ー!

そして、捕らえられた我王を良弁が引き取ります。
旅に出る我王。向こうに茜丸やブチも。そしてたくさんの人々も。
人々は元気に歌い踊ります。
ミュージカルって楽しいですね。
初期の手塚作品って、その他大勢の方々もそれぞれ動き回るじゃないですか。そんな感じで・・

そして茜丸とブチ。
ブチは茜丸に恋をしていました。
ブチは茜丸に体当たりで訴えますが、空振り・・でも、
ついていっていい?独りぼっちはもう嫌なんだ
って・・・

殺されないために火の鳥を適当に彫ろう、と訴えるブチに、
死んでも守りたいことってあるだろう?俺は美しいものを創りたいんだ!
って訴える茜丸が非常ーによかったです!
脚本家の方ほんまにありがとう!!って感じです!

そして我王。
天道虫を見て速魚を思い出し・・
良弁のセリフとか、凄くよかったです!
悩む我王。茜丸。速魚とブチも加わり、四人で交互に歌って・・
ここもよかったです。ほんまに脚本も演出も素晴らしかったです!
ブチ役の方の根性にも感動です。役者さんって凄いです。
我王の方の声ね、ほんまによかったです^^@
我王のメイクでお顔があまり見えなかったのはファンの方には勿体無いことだったんじゃないかな・・

そして大仏建立へとお話は進んで行くのですが、
最初から一貫して誠実だった茜丸が権力側に着いていつのかにか人が変わってしまったようなのがなんとも哀しいです・・

原作では茜丸はもう人間に生まれ変わることはない、となっていましたが、
お芝居では茜丸は三十億年後、次の人類の誕生を見ることになる、
とどなた様かの感想で拝見していたとおりでこれは嬉しかったです。
けれど、このお芝居の中で、速魚が実は天道虫だったということで、
我王は人も虫も命の重さに変わりはない、と感じるに至っていて、
原作の設定もありかなと今は思えます。

最後。
残ったブチに我王が
「おいで、一緒に行こう」
って声をかけて・・・
そして、ブチだけでなく、そこにいたあらゆるものたちにまた
みんなも一緒においで
って・・・

よかったです!!!

二時間くらいがあっというまでした。
なんとか歩けるようになって中ホールを出ると役者さんたちがそこにいらして思わず握手とかサインとかしていただきましたv
ミーハーですみません^^@

ほんまによかったです!
宝塚BJとか昔のアドルフの舞台とか、ビデオで見ましたが、生の舞台って数倍いいですねv

・・って、これだけ書いたらこれからご覧になる方が見てもありがたみが半減しちゃうかな・・どうもすみません・・・!!
でも、きっとご覧になったら見てよかった、って思えると思います・・!


一応、わらび座さんの火の鳥の舞台のHPを載せておきます↓
http://www.warabi.jp/hinotori/index.html

我王役の役者さんは他のところでは日本の方がされるようです。

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