assistant

もし

えー。ここのところピノコパワーの低下をひしひしと感じておりまして。
何か打つ手はないものかと色々考えておりました。
そこで思いついたのが実験、と申しますか。
もしあのときピノコが大人の姿だったら?っていうのをやってみたいと思います。
当然というか、大人の姿であのセリフを言ってほしいお話。
「白い正義」でもしピノコが大人の姿だったら?というのをやってみたいと思いますv

ここから先。
原作「白い正義」を元にお話を少々変更しております。
原作に手を加えるなんて許せない!と思われる方。
申し訳ございませんが、この先ご気分を害される内容となっておりますので、
それでもいいよ、
と思われる方のみご覧くださいませ。
どうもすみませんm(__)m




BJのところにやってきた患者を横取りした白拍子先生。
それを知ったBJは東西大学付属病院に患者を取り戻しに行きます。
が、白拍子はそれを拒否。
(どうなっても知らないからな・・・)と思いながらも家に帰ると。

家の前に見慣れぬ車が数台。
いやな予感に急いで扉を開けると。
見るからにマトモな職業についてなさそうな面々がピノコを拘束していた。
「いよう おかえりなさい」
「ゲゲゲゲッ」と俺を指差す。
「ブラックジャック先生とはあなたか?」
「ここへツモという患者がマニラからきたでしょう?」
穏かな顔で話しながらもピノコを拘束する手を緩めることはない。
不安げな瞳でピノコは俺を見つめる。
(ピノコ、すまない・・)
内心で詫びながらも
「知らんねぇ そんな人は・・・」ととぼけてみせる。
「先生のところへ手術を受けにくるはずだ」
「隠すとためになりませんぜ先生」
「ツモはな おれたちのボスの命令で消さなきゃならない人間なんだ。つまり俺たちの敵の大将ってわけでね」
低い声で訴えかける、口ひげのこいつがこの中では一番格上か。
「マニラでツモの頭に一発ブチこんでやったが、生きながらえて日本へ向かったんだ」
反対に部屋の中でもサングラスをはずさないこいつは甲高く言い放つとやにやと笑いやがる。
ええい、うるさい!
「ツモを助けようとするヤツも許しちゃおけねえんだ」
「つまり先生のことだ。わかるかい?」
俺を取り囲む輪が狭まってくる。

こんなときは高杉警部だ!と電話に手をかけようとしたとき、
「先生。へたに電話なんかかけると・・この女が首の骨を折ることになるからな。ウフフ・・・
しかし、かわいい女だね。先生の女かい?天下のブラックジャック先生にこんなかわいい女がいるなんて知らなかったぜ」
ピノコは声もあげずにおとなしく奴に拳銃を向けられたままだ。
(やはりあのとき、家を出しておくべきだった・・・)
今更後悔してもあとの祭りだ。
「先生の嫁にしておくにはもったいないぜ」奴の目にいやな色が宿る。
「それ以上ピノコに触れるな!!ツモなんか関係ない!帰ってくれ!!」
俺の訴えも無視して奴らはいやな笑い声をあげていやがる。
「それ以上ピノコに触れてみろ、殺してやる・・・!」
一発触発・・といったところで。

「これ以上先生を怒らせちゃならねえ!」
あの口ひげが奴らに言い放った。
俺は少し安堵する・・
「たしかにこの中にはいねえよ。だが たぶんもうじきここへくるだろう。それまで先生待たせてもらうぜ・・・」
あいかわらず奴らはにやけやがって!
「先生!このにくらしいギャングにかみついたらいけない?」
ピノコも必死だ。
「おとなしくしてろよピノコ。いずれこいつらも帰るさ」
内心の腹立たしさを押し殺して努めて冷静にピノコに語りかける。
これ以上ピノコを危ない目にあわせるのだけは絶対に避けたい・・・!

「さて・・めしの支度でもしてもらおうか」
「ピノコ めしの支度」
「アッチョンブリケ!」
ピノコは怒っているが、めしの支度をする間は奴らの拘束から逃れることができる。
それだけ危険が減るはずだ。

ピノコがいつものカレーを作り、奴らが全部平らげたころになってもツモはやってこない。当たり前だ。
「おかしい・・
たしかに空港へは着いたんだろうな。じゃあヤツはいったいどこでなにをグズグズしてるんだ。
まっすぐなぜ ここへこねえんだ。
先生 どういうわけだ。これは・・」
ほらきなすった。
「だから知らんと言ってるだろう?」
ツモは白拍子の病院にいる。しかしそれを奴らに教えるわけにはいかない。

「なにか隠しているに違いねえ。吐かせろ!」
今まで紳士然としていた口ひげが本性を表しやがった。
「先生 俺たちをなめるなよ」今まで口ひげの手前我慢していたサングラスが俺に殴りかかる。
頬を、腹を、何度も殴られる。
「やめて!先生を殴らないで!お願い!!」
「お嬢さん、こうなるのもこの先生が悪いんだぜ」
ああ、ピノコ、泣くんじゃない。俺はこんなことは全然平気だ・・・

俺が口を割らないのに業を煮やした奴らはとうとう三人がかりで俺を殴りだした。
「しぶといヤツだ。サザエみたいに口をあかねえ」
・・・こんなことぐらい・・どうってことはない・・・・

「待てっ この机の上に何かメモがあるぞ。
電話番号と番地が控えてあるぞ。東西大学病院と書いてある。そこへ電話してみろ」
「ハローハロー病院かね?そっちにツモという入院患者はいるかい?
いるって?今夜7時に手術?」
「ツモの居所がわかったぞ。のりこんで息の根をとめろっ」
みつかってしまった・・だが今はさすがに体が思うように動かない・・・

ピノコが茶を飲ませて介抱してくれたおかげで幾分意識もはっきりしてきた。
「そろそろ病院へ着くころだな・・」
そうだ、早く病院に知らせなければ・・!
俺はピノコにそっと耳打ちをした。
「お嬢さん、またトイレかい?」
今頃はピノコが病院に電話で知らせているはず・・・
「このアマ!ふざけたやろうだっ」
寝室から叫び声!
バーーン!!
拳銃の音!
寝室からだ!
まさか!!
寝室に急ぐ!
そこには胸から血を流してピノコが倒れていたー

「何をするかーッ!!」
もう許さない、
ピノコをこんな目にあわせるなんて・・・!

もうそのあとのことはほとんど覚えていない。
奴らをおとなしくさせて、ともかくピノコの治療だ!!

次の日の朝。
警察に遅れて白拍子がやってきた。
うちの惨状を見て言葉をなくしていやがる。
「わかったかい、大先生。患者はね・・いい人間ばっかりとは限らないんですぜ。
お前さんのような育ちのいい正義の味方にゃ通用しない世界でねえ。
そういう連中の為に私のような立場の医者も必要なんだ」
手術台に横たわるピノコを見るといたたまれなくなったようで。
「その人が病院に電話してくれたのか!」
「そうだよ」
「私の責任だっ 私が命をかけても治す!!うちの病院で治療させてくれ!!」
「ふざけちゃいけないね!
お前さんはなんでもかんでも私からフンだくる気なのかい!
帰ってくれ!
こいつは俺のものだっ」


ああそうだ
こいつはおれのものだ
誰にも渡しはしないー








あはーすみません、すみません!
でも楽しかったです・・・v

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する