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「がめつい同士」

先日の番組を見ていて、なぜだかこの話が読みたくなりました。
今日は原作「がめつい同士」に触れたいと思います^^

新幹線のグリーン車に
3年前の手術代をとりたてに来るBJ
「あのときは命の恩人や思てたけんど いまははっきりいわしてもらえば借金とりや」
BJはたいがい命にかかわる手術を引き受けてます
患者は他の医者では駄目だからBJに頼みに来る
そのときはお金で命が助かるものならと BJの提示する決して安くはない手術料を払うと約束する
けれど
手術が成功して 命が助かると そのお金が惜しくなる・・
こうしてBJが過去の手術代を取り立てに来るお話は何話かありますよね。
自分は約束したことは必ず守る
命が助かるならと約束した手術代
それを払うと約束した その必死の気持ちに答えようとBJは全身全霊をこめて手術をした
そしてそれが成功したら
当然その代価は払われるべきものだと思う
その決心が聞きたいから
という理由だけなら 取り立てにまで行かないでしょうけれど
BJはこうして取立てに行く
手術代を提示されたとき、そんなお金払えない、と断る人もいる
けれど手術を受けた人は払うと言った。だから払え、と。
この話ではBJはちゃ~んと証文をとっています。
先日テレビで紹介された「地下壕にて」よりあとの話でしょうか^^
(確認すると、「地下壕にて」が78話「がめつい同士」が203話でした。BJ、ちゃんと学習してますね!)

食堂車で一緒にビールを飲んで先に席を立った合羽さんにここの勘定を支払うよう言われて、
「ふざけんじゃないよ合羽さん わたしァ道楽であんたの命を助けたんじゃないんだ!!」
と一喝。先生、真剣に怒ってらっしゃいます!
そして前回の脳内皮細胞腫は再発する可能性がある、と話します。
BJの話に恐れをなした合羽さん。
「先生のとりたてかたをよーく参考にさせてもらいマ」
と高利貸しの客から取立てができたら払う、と約束します。

そして「先生の強引なネバリ作戦はキキメがおまんなー」ということで
BJはその客が渡した工場の権利書五千万円分を受け取ります。
受け取ると「仕事が終わったら・・サッサとひきあげるのが私の流儀でね。
ダラダラ残ってたらろくなことはないからね。」
と以前インドで強盗にあったと言いながら帰るBJ。

帰り道。
親子心中の現場に出くわすBJ。
「見せてくれ 心当たりがある人かも」
勝手に救急車に乗ってどんどん応急処置を進めます。
名前を聞かれて名乗ると、
「ブ・・ブラック・・?」
「あの例の・・?」
って驚く医師たち。
終わったと聞いて
「だってたったの五、六分だぜ」「病院までつきそわれないんで?」「どうしておりるんです」
「私が病院へいくとふくろだたきにあうからね。なにせ私は無免許医さ」
ともかくBJのすること言うことに驚いてます。
そりゃそうですよね・・
あの悪名高い「ブラック・ジャック」がこいつか!って感じでしょうね^^
でもなんだか噂とは印象が違うぞ、とか思ったでしょうか。
救急車を降りたBJはBJの好みそうな居酒屋で例によって高いびきですvやっぱり集中してたのですねv

新幹線で帰ろうとするBJに声をかける合羽氏。
先生、仕事のついでとかじゃなくて、わざわざ取り立てに来るって
取立てがうまくいかなかったら交通費もばかになりませんね・・とか考えるのはケチくさいか^^;
さきほどの家族が一家心中した、と聞いてとぼけるBJ^^
こういうときBJってたいがいとぼけますよね^^
でも、この「ほー」って振り向く顔、好きですvv
新聞記事を読みながら憤る合羽氏にとことんとぼけるBJですが^^
そこにかの一家が収容された病院の医師たちがやってきて、
BJの処置のおかげで一家は助かった。せひ病院へ、
と言うのに文句を言う合羽氏。
その合羽氏に目を丸くしてるBJが可愛いです^^
「つれがあるんでまたいつか・・」
そんないつかなんかあるかいな!先生が社交辞令を言ってますよ~珍しいかもですね^^

診察費を請求してください、と言うのに、
「じゃあ請求します 五十円。高すぎるかね それじゃあまけて三十円」
「先生はわれわれをからかってなさるのかね?」
「からかってやしませんよ。あんなもの 金をもらうほどの仕事じゃない。」
このやりとりがBJの仕事にかけるこだわりが伺えて面白いですよね。
「あんなもの 金をもらうほどの仕事じゃない」と言ったわりに、その後に行った居酒屋ではいつものオペ時と同じように高いびきをかいています。
決して手を抜いたり楽な仕事だったというわけじゃなかったと思うんですよ。
でも「あんなもの」と言うんですね。
これが本当にそう思っているのか、この人たちだったからそうなのか、どうなのかなと思います。
普段緊急時用に簡単な手術道具を携帯しているBJですから、それで事足りるような手術は「あんなもの」なのかもしれませんが・・

そのやりとりを聞いていた合羽さん。
「先生!!なんやて!?五十円? わしに請求したのが五千万円で なんであっちは五十円や!!
おんなじ命やのになんで五千万円と五十円なんや!!」
怒る合羽さん。
BJは更にあの一家から取り上げた権利書を医師たちに託し、合羽さんにも「私の方式をまねしますって言った」と合羽さんの取り分まで渡してしまいます。

「アホ・・アホンダラ・・先生はどこか変になっとんのや。八千万円の値打ちもんをポンとほってしまうなんて・・」
「そう・・私はね やることなすこと すべていきあたりバッタリでね。だから今度おまえさんのはれものが再発したら ひとつ五十円でなおしてあげますよ フフフフ・・」
「五十円で? ヒャア!!おおきに ま ま ここはわてが勘定払っときまっさ」



この流れがね!いいと思いませんか^^
初めに新幹線の中で会ったときは合羽氏はBJにここの勘定を払うように言ったんですよ。
それがしばらくBJと行動を共にした合羽さんは、BJが次回から五十円、と提示するとここは自分が払う、と変わったのが、本当に面白いと思います。
こういうのがBJもいいなと思うんじゃないかな・・
そして、ここでBJの行動の目安と言うか^^
>「私はね やることなすこと すべていきあたりバッタリでね」
ってことなんですね^^
でも、そのいきあたりバッタリがいい方向を向いてる、ってことですね^^
BJならこうするだろう~って思いながらも、でもこの人はきまぐれだからな~って読めないところがまた「ブラック・ジャック」の面白いところですよね^^

そして、「ダラダラ残ってたらろくなことはない」っていうのは強盗とかだけじゃなくて、自分が何をするかわからない、ってところもあるんだろうな~って思います^^でも、そんなBJがいいんですよね!

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